白猫しーちゃんの想い出

寝たきりの美猫しーちゃんの記録

しーちゃんのいま(2022年5月8日)

しーちゃんの現況を書きたいと思います。

 

発作後、治療を開始してから、しーちゃんはめざましく回復し、4月中はかなり元気になっており、足腰はやはり十分立たないものの、食欲もそれなりにあり、ごろごろ喉を鳴らし、大きな声で反応してくれるなど、奇跡的な姿を見せてくれていました。そして、無理だと思っていた4月をついに越え、5月を迎えることができたのです。3月、4月と、それぞれの月を向かるのは難しいのでは、という調子の中、しーちゃんは奇跡を見せ続け、乗り越えていってくれました。気付けば、最初に医師に掛かってから、3ヶ月をなんとか過ごすことができたのです。

 

しかしながら、5月あたりを境にぐっと調子が落ち込んでしまいました。

明らかに元気がなく、食欲も低下し、目は開いていても、朦朧としてあまり反応することも少なくなってしまいました。このような低下した状態がここ一週間ほど続いており、一昨日あたりは、便が久しぶりに出たと思ったところ、黒色で、どうやら消化管出血をしているようでした。これも今日まで数度続いており、辛そうに見えます。

多少元気な時は声を出してくれ、ふらふらしていますが、少しなら歩くことは可能です。また、食事はほとんど、積極的にしてくれなくなってしまいましたが、昨夜は焼き鮭を若干ですが、自分から食べてくれました。そして、尿は変わらず出ており、飲水は十分してくれています。

とはいえ、極めて具合が悪そうなのは明らかであり、見ているのも辛いものです…。

 

腎臓の数値がかなり悪いのかと、懸念していましたが、一昨日の採血による検査の結果、腎臓の数値はそれほど悪化していないことが分かりました。BUNは110程度、クレアチンは不思議と下がっており、3台だったかと思います。

医師の所見では、どうやら、心臓に影響が出てきているようでした。けいれん発作や腎臓の悪化は抑えられていますが、やはり、頑張ってきた無理があちらこちらに出てきてしまっているのだと思います。腎不全から、胃潰瘍が起こり、出血するケースもままあるようなので、上部消化管もかなり悪い状態なのだと思います。

 

現在、それぞれ、症状が出てきたものに対し、対症療法で投薬を行っています。少しでも楽になってくれればと思いますが、発作後の、意識を取り戻して、少しでも以前のしーちゃんの姿を見せてほしい、元気になってほしいという願望から、思いが少しづつ変わってきています。

しーちゃんは本当に十分頑張ったと思います。いまは、しーちゃんが苦痛から解放され、少しでも楽になってくれることが望みです。

 

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